飯田地協

意見交換の機会がまちづくりの当事者意識を高める「飯田市市政懇談会」

2019-09-12

連合飯田地協は9月12日(木)に、飯田勤労者福祉センターで飯田市市政懇談会を開催した。連合飯田地協の組合員ら18単組89名と推薦議員2名が参加し、飯田市からは牧野市長他、理事者8名が出席し意見交換を行った。
 はじめに、牧野市長より“市政経営の方針~いいだ未来デザイン2028~”と題し、今年度の主な取り組みを中心に、リニア中央新幹線・三遠南信自動車道の進捗状況、地域人教育の展開、子育て支援策の充実の取り組みなど、将来に向かっての課題について説明を受けた。
 その後の意見交換会では、昨年までとはスタイルを変え、分科会形式で行った。分科会は「産業」「教育」「医療・福祉」「リニア・建設」の4項目に分けて行い、各テーマの内容を市の理事者から補足説明の後、意見交換を行った。これまでの一問一答形式では、多くの参加者からの意見を求めることは時間的に難しかったが、分科会形式をとることにより、参加者の発言の機会が増えた。また、地域の住民としての率直な意見も多く出され、より身近な懇談会となった。
 牧野市長は、「このような意見交換の機会がまちづくりの当事者意識を高める」と総括され、市政懇談会の重要性を再認識した。閉会の挨拶で竹村議長は、「今までの要求・要望ではなく、分科会形式で活発な意見交換ができたことは、大変有意義な懇談になった」と述べた。