飯田地協

“地域に根差した顔の見える運動を目指し!” 飯田地協第30回定期総会

2019-12-01

連合飯田地協は12月1日(日)に第30回定期総会を、産業振興と人材育成の拠点「エス・バード」で開催し、代議員・役員合わせて125名が参加した。
冒頭の挨拶で竹村議長は、昨年の長野県議会議員選挙に触れ、「推薦議員2名を当選させることができたのはとても大きな成果だった。今後も、連携を深めていきたい」と述べた。また、「地域の連合運動を前進させ、“地域に根差した顔の見える運動”をさらに深化させるとともに、地域を創り・暮らしを守る活動を進めるため、連合長野・飯田地協がその役割を発揮し、一体的に運動ができる体制が必要」と訴えた。
 連合長野の根橋会長は、2020春季生活闘争に向け「賃金の上げ幅のみならず、これまで以上に水準を重視した取り組みが必要。底上げ、底支え、格差是正を強め、賃金のうねりを社会全体に広げ、分配構造の転換につながる賃上げをめざす」と述べた。
総会では労組役員の男女共同参画についての意見などが出され、答弁で竹村議長は、「女性枠として役員を選出するのではなく、役員を担っていける単組の四役クラスの責任ある立場の女性を今後育成していくことが重要」と答えた。
最後に、台風災害からの早期復旧・再生に向けた特別決議案を採択し、2020年度の運動方針を含むすべての議案が可決・承認され、竹村議長のガンバロウ三唱のもと、2020年度がスタートした。新年度役員は、議長に竹村、副議長に池野、大前、林、倉田、原、事務局長に菅沼、事務局次長に小石峯、野田、矢澤、水野が選任した(幹事省略)。