上伊那地協

労務管理改善リーダー研修会の開催

2021-11-02

上伊那地協は10月28日(木)、長野県南信労政事務所との共催で、長野産業保健総合支援センターよりメンタルヘルス対策促進員の野澤君枝氏を講師に迎え、「コロナ禍における職場のメンタルヘルスケア」と題して労務管理改善リーダー研修会を行いました。(会場:伊那市防災コミュニティセンター)
 コロナ禍に伴うストレスは、感染するかもしれない・感染後に批判を受けるかもしれないというウィルスそのものに関すること、収入減や失業のおそれなど仕事に関すること、家族や友人に会えない・逆に家庭で過ごす時間が増え家庭内でのいさかいが増えることなど、理解できるものが多いのですが、本人がそのストレスに気づき、こまめに対処すること(セルフケア)で、心の健康を保つことができるそうです。それは、呼吸を整える、自然に触れる、アロマを楽しむ、筋トレやストレッチ・散歩など、短時間で道具が無くても一人でできることを行ってみることが良いようです。また、ラインによるケアとしては、管理監督者が行う職場環境改善・個別相談、産業保健スタッフとの連携などですが、「Aさんはいつもと違う」という気づきと声がけ、話を聴く、そこから改善解決策を見つけていく、或いは産業保健スタッフにつなぐという対応です。「最近眠れている?」の声掛けが、気持ちが助かる切っ掛けになるかもしれません。