大北地協

おおまち認知症サポーター養成講座に参加して

2016-05-12

去る、5月11日(水)、大町市総合福祉センターに於いて大町市役所、福祉課の保健師の諸角あゆみさんを講師にお願いし、大北地区労福協主催の「おおまち認知症サポーター養成講座」が、33名の方の参加で開催されました。
大町市は県内19市の中でも、高齢化率がトップなのではといわれています、介護認定を受けられている方で、介護が必要になった原因の病気で認知症が3割程を締めているとのお話でした。
認知症サポーター養成講座の資料にそって、認知症を引き起こす主な病気、症状、認知症になった場合、どのような機能障害起こるか、そして、私達周囲の者はどのように理解し、接し、支援していけばいいのか、1時間30分という短い時間ではありましたが、認知症の方への対応のポイントを学ぶ良い機会になりました、家族の誰かが認知症になってしまったとき、どのように対応すれば良いのか、少しではありますがよい勉強になりました、いずれは自分も親を介護しなければならない立場になる、年老いて弱った親が、何か失敗すると、身内であるが故に、つい、きつく叱ってしまう、本当は本人が一番つらいのに、しかってはいけない、自尊心を傷つけないように接する、認知症の方には、いいところをほめてあげてください、そう教えていただきました。
おもえば、今迄、母をほめてあげたことあったろうか、年老いた母を、褒めてあげたことがなっかたな、と反省させられました。
自分達も行く道です、いずれは年老いていくのです。
今はまだ、自分の事は出来ている母も、いずれ認知症になって、介護が必要になってくるかもしれない、その時は、今回の講座で教えていただいたことを参考に、本人の自尊心を傷つけないように、良いところを褒めてあげて、精一杯介護しようとおもっております。
今回の講座の参加者は、病院で患者さんに接しているスタッフの方達や、金融機関関係の方、介護施設勤務の方達等、少なくともお年寄りと接っする機会の多い方の参加が多かったように思います。
最後に、大北地区労福協の小日向会長より、手作りの修了証と、諸角さんより認知症サポーターの証であるオレンジリングが参加者に交付され、おおまち認知症サポータ養成講座は終了となりました。
寿命が長くなったことにより、認知症になるお年寄りも多くなっています、現在は65歳未満の方の若年性認知症になられる方も増えているようです、未だ働き盛りの方が、若年性認知症になった場合を考えると大変です。
地域で困っているような様子の方がいたら、一声かけてみる勇気を持てるよう頑張ってみようとおもいます。
自分達の暮らしている地域が、認知症のお年よりにも安心して生活できるところであってほしいと思うとともに、、「温かい目で見守る」事が大切なんだと思い、帰路につきました。