大北地協

2017年、4/29、第88回大北地区中央メーデー

2017-05-01

田んぼには水が入り、所々で田植えの準備風景がみられる季節を迎えた、4月29日(土)サンアルプス大町、大会議室に於いて、7構成組織、16単組、来賓11名の総勢174名の参加で、連合大北地協、大北地区労働組合会議合同で、2017年度、第88回大北地区中央メーデー開催されました。 
今年度は、食品ロスの削減と生活困窮者支援の関係から参加者には、家庭で余っている、缶詰一つを持参で参加いただくことをお願いし、ご協力いただきました。
又、通常のメーデーでは、式典から始まり、アトラクション等へと進むのですが、依頼した楽団ケ・セラさんは、障害を持つ方々の集団の為、準備に時間がかかる、との関係から、式典の前にオープニングコンサートと題して、NPO法人、楽団、ケ・セラさんの、演奏から第88回のメーデーがスタートしました。
主に知的障害を持っている方達が、音楽を通して社会的に自立することができるよう活動しており、小中学校や、公民館、企業等様々な場所で演奏を行い、多くの方に喜ばれているようです、ルパン三世のテーマ、宇宙戦艦ヤマト等、8~9曲程を演奏いただき、最後、坂本九さんの上を向いて歩こうで、コンサートは終了となりました。
素晴らしいコンサートの後、山岸メーデー実行委員長の挨拶の後、大町市長はじめ、来賓の方より、6月から始まる、北アルプス国際芸術祭へのお願い、労働環境、安部政権に関しての問題、そして憲法9条の問題等ご挨拶をいただき、これからも、連合大北地協、大北地区労働組合会議、共に、力をあわせ、「働く事を軸とする安心社会」の実現に向けて連帯を強化し全力を挙げることを宣言し、団結がんばろうで式典は終了となりました。式典終了後には、昨年同様に震災被災地や、北アルプス国際芸術祭の、ガイドブック、チケット等を景品とした、お楽しみ抽選会がおこなわれ、第88回メーデーは全て終了となりました。今回、演奏いただいた、楽団ケ・セラさんで活動している、身障者の方々の、一生けん命頑張って生きている姿に、そんな方達も、誰もが、上を向いて笑顔で暮らしていける世の中になればいいなあ・・とつくづく感じた1日でした。私達は益々、構成組織、地域協議会一体となって、労働問題等の改善に向けて精一杯頑張ってまいります。