上伊那地協

松代大本営跡の見学

2017-07-31

上伊那地協は7月29日(土)、本年の平和学習として、「松代大本営跡」を参加者14名で見学しました。
ボランティアの風間さんのガイドで象山地下壕を奥へ進むと、壕の中は年間を通して15℃ほどという事で、空気はひんやりしていました。
アジア太平洋戦争の末期、敗色濃くなった日本軍は、本土決戦の拠点として、極秘のうちに大本営・政府各省等を松代に移すという計画のもと、昭和19年11月11日から終戦の日までおよそ9ヶ月間地下壕工事が行われ、労働力として多くの朝鮮や日本の人々が強制的に動員されたと言われています。
上伊那地協としては象山地下壕の見学は4回目になりますが、今回幹事会で象山地下壕を見学したことがあるか尋ねたところ、「ある」と答えた役員はほとんどいませんでした。これからも松代大本営跡の見学を数年おきに実施することは必要であると感じるとともに、舞鶴山に建設された天皇御座所予定地も見学してみたいと思いました。