飯田地協

「飯田市政懇談会」

2017-09-06

連合飯田地協は、8月22日(火)に飯田市内で飯田市政懇談会を開催した。連合飯田地協の組合員や推薦議員など100名余りが参加し、飯田市からは牧野市長と幹部9名が出席し意見交換を行った。
前半は牧野市長より、「市政経営の方向 ~いいだ未来デザイン2028~」と題し、今年度の主な取り組みを中心に、リニア中央新幹線・三遠南信自動車道の進捗状況と、今後の進め方、田園型の学術研究都市を目指した知の拠点プロジェクトや、人口減少問題など将来に向かっての課題について説明を受けた。後半は、参加者との意見交換を行い、参加者からは、リニア・三遠南信道開通を見据えた地域内交通の整備・充実、高等教育機関の誘致、子育て世代への負担軽減策、地元企業における子供の体験学習、既存産業への支援、災害への備え、介護士不足を含めた介護行政の方向性など、多岐にわたり質問・要望があり、市側から丁寧な答弁がされた。
牧野市長は、「次世代を担う市民の皆さんと意見交換でき、有意義な場であった。本日頂いた意見・質問も含め、将来に向かっての課題を共有できたと思う。今後も、意見を頂きながら、地域の皆さん一人ひとりの力を結集させて良い地域にしていきたい」と総括され、竹村議長は、「我々親が、自身が暮らす地域に関心を持ち、子供世代へも積極的に情報発信を行い、子供達が帰ってきたいと思う伊那谷にしていく必要がある。今後の南信州の未来を皆さんで作り上げていきましょう」と締めくくった。