木曽地協

平和学習会

2017-09-24

連合長野木曽地域協議会は、9月2日(土)に、下伊那郡阿智村にある「満蒙開拓平和記念館」において平和学習会を実施しました。
当日はボランティアガイドの方の案内で、当時の開拓団の方の生活や、どうして満州に行ったのか、当時の政府がどのようなことを行ったのか、どうやって日本まで帰ってきたのかなど、館内の展示物の解説と合わせ、非常に興味深いお話を聞くことができました。特に驚いたのは、長野県が日本で一番開拓団を派遣していたこと、特に下伊那ではそのうちの4割を派遣していたことです。展示物の中には南木曽町からの開拓団の写真もありました。
最近阿部首相は北朝鮮に対し「この道を進むと破滅につながる」と発言しましたが、戦争法の制定するときには「この道を選択した」と言っていました。二つの「この道」に違いはあるのでしょうか?
「満蒙開拓平和記念館」での研修は「平和の大切さ」や「戦争の悲惨さ」などを考えるよい機会となりました。是非皆様も機会があれば記念館を訪れ、「平和の尊さ」について考えてみてはいかがでしょうか。