飯田地協

南信州のさらなる発展に向けて!「飯田市政懇談会」

2018-08-28

連合飯田地協は、8月28日(火)に飯田市内で飯田市政懇談会を開催した。連合飯田地協の組合員や推薦議員など94名が参加し、飯田市からは牧野市長の他幹部9名が出席し意見交換を行った。
前半は、牧野市長より、「市政経営の方向 ~いいだ未来デザイン2028~」と題し、今年度の主な取り組みを中心に、リニア中央新幹線・三遠南信自動車道の進捗状況、産後ケアの助成、18歳以下の子ども医療の窓口無料化、学術研究都市を目指した知の拠点整備の推進、田舎に還ろう戦略への取り組みなど、将来に向かっての課題について説明を受けた。 
後半は、参加者との意見交換を行い、参加者からは、公立学校のエアコン設置に向けた考え方、防災ハザードマップの周知、高齢化が進む地域コミュニティの在り方、現在の非正規雇用の動向と今後の雇用に対する政策、既存企業の振興策を踏まえた共存共栄できる企業誘致、リニア時代を見据えた街づくり、地域公共交通の問題解決に向けた政策についてなど、多岐にわたる質問・要望があり、市側から丁寧な答弁がされた。
牧野市長も、「働く若い人たちと一緒になって地域の将来を考えていきたい」と総括され、市政懇談会を継続することの重要性を再認識された。総括で大前副議長は、「地元で暮らして働く自分たち自身が、飯田市が誘導を展望している対象」と位置付け、「私たちの仲間が増えることが、市の将来の振興につながる」と訴え、地域の担い手として当事者意識を持ちながら、地域課題に向き合う覚悟を伝えた。