男女平等参画推進委員会

連合長野「第4次男女平等参画推進計画」を策定しました

連合長野男女平等参画推進委員会では、連合第1次および、連合第2次男女平等参画推進計画にもとづいて男女平等参画推進活動を進めてきました。

その後、連合長野第3次男女平等参画推進計画(活動期間=2007年11月~2013年10月)にもとづき、連合長野執行委員会並びに各議決機関への女性の参画要請、男女平等月間では「女性リーダー育成セミナー」を開催し、ワーク・ライフ・バランス推進や女性の活躍促進に向けた講演会を実施するとともに、産別・単組の男女平等参画推進活動の事例報告および分散会での意見交換などを行ってきました。また、女性が働きやすい職場づくりや子育てサポートを実施し「くるみんマーク」を取得している企業の訪問や、産別・単組における進捗状況や課題などを把握するため産別訪問するなど各団体との意見交換などを行ってきました。

今回、連合長野第3次男女平等参画推進計画の活動期間が2013年10月までとなっていること、および連合第4次男女平等参画推進計画が実施されていること等を踏まえ、連合長野第3次推進計画の推進状況についての点検活動を行ったうえで、連合長野第4次男女平等参画推進計画を策定しました。

連合長野第4次男女平等参画推進計画は、連合がめざす「男女平等参画社会」の理念と目標をあらためて共有し、各組織トップのリーダーシップと組合員の積極的な参画のもと、クオータ制などの実効性ある手法も取り入れながら、組織と労働運動を強靱でより活力あるものとしていくために、総力をあげて取り組みを進めていくこととします。 

◎連合長野第4次男女平等参画推進計画

◎男女平等参画トップ宣言  

「男女平等を考える」加藤副知事との懇談会

日時:2013年3月22日(水) 11:00~
場所:ホテル国際21 

3.8国際女性デーの取り組み

 

3月8日、長野駅前で「3.8国際女性デー」に合わせ、国際女性デー全国統一行動を実施した。
 「3.8国際女性デー」は、1857年3月8日、ニューヨークの被服工場で働く女性たちが低賃金・長時間労働に
抗議活動を行ったことが起源で、1975年の国際女性年に国連で「国際女性デー」が制定されて以来、世界
各国で様々な行動が展開されている。
女性の尊厳・人権の確保を象徴するバラの花300本と、障害者施設で作成したバラの香りのする入浴剤400個を配布するとともに、中村委員長、根橋事務局長、他委員会メンバーによるリレートークを行い、「男女が対等・平等な人権の尊重」「全ての人のディーセントワークの保障」「誰もが実感できるワーク・ライフ・バランス」「働くことを軸とする安心社会の実現」などを訴えた。 

男女平等参画月間の取り組み

本年は「連合第3次男女平等参画推進計画」の最終年度にあたり、委員の出身産別の「男女平等参画調査」を実施した(2008年の調査と比較)。調査内容は、①組織人員 ②役員数 ③大会の女性代議員数 ④男女平等参画推進委員会の体制・運営等について実施した。また、産別事務所へのオルグ、機関会議への参加と意見交換等を6月の月間中に実施し、前回の調査内容と比較して、特に①女性役員の参画率向上②定期大会、地方委員会への女性役員の参加促進等、運動課題について討議した。オルグした構成組織は、電力総連、農団労、JP労組・サービス・流通連合、UIゼンセン同盟の5構成組織である。

月間の取り組みの総括として、①農団労では、今回の意見交換会をキッカケとして、「役員推薦委員会」としては、女性役員を1名から3名に増員の方向で検討しているとの報告があり、今回の意見交換会の開催が非常に有意義であった。②今回の意見交換会は、機関会議への参加、または産別役員との個別の懇談というそれぞれの方式で開催し、今後も定期的に開催することが重要である。③役員は女性役員増加に向けて、今以上に「育てる」という意識をもって接することが重要である。④次回からは、6月の「男女平等月間」だけにこだわらず、意見交換会を実施していくことが大切である、との意見があった。