飯田地協
悲惨な過去を語り継ぐ必要性を再認識「平和学習会・満蒙開拓平和記念館見学」
2019-09-07
連合飯田地協は、9月7日(土)に下伊那郡阿智村の満蒙開拓平和記念館で平和学習会を開催し、下伊那地区労組会議、推薦議員4名を含め36名が参加した。
冒頭、竹村議長より“連合長野ふれあい資金”からの寄付の贈呈が行われ、「現在建設中のセミナー棟建設費用の一部に充てて頂きたい」と、30万円が贈られた。
学習会では、満蒙開拓の歴史や、開拓団として満州に渡り、過酷な経験を経て帰国した方々の証言を収めたDVDを視聴した。その後、事務局長の三沢亜紀氏による、「地域で向き合う満蒙開拓の歴史」と題した講話を聞いた。講話では、満州に開拓団を国策として送るようになった経緯、その後の開拓団の過酷な末路など、今まで報道等では知らされることのなかった大戦の、もう一つの悲惨な過去を知ることができた。飯田・下伊那地域からは、8,400名と最も多くの開拓移民を送り出した経緯もあり、参加者は特に関心を持って講話に耳を傾けていた。
講話の後、記念館職員より当時の写真や記録等の説明を受け、悲惨な過去に目を背けず、戦争を語り継ぐ必要性を再認識し、改めて記念館の重要性を感じた。
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