上小地協

偏見をなくそう シトラス運動 提唱

2020-05-25

新型コロナウイルスをめぐる誹諾中傷や偏見をなくそうと、松山大学の研究者らは、感染から回復した人などを地域で受け入れる雰囲気づくりを 「シトラスリポン運動」として提唱し、普及に取り組みたいとしています。
愛媛県内でも新型コロナウイルス感染者などに対する話中傷や偏見が指摘されているほか、感染拡大地域を仕事で訪れた運送会社の従業員の子どもが学校側から自宅で待機するよう求められるといった事態も起きています。
こうした中、松山大学の研究者らのグループは感染したあとに治った人や、医療従事者などが、地域で受け入れられやすし、雰囲気づく りを模索しようと、松山市で会合を開きました。
会合では「“ただいま”“おかえち”を言い合える地域」というコンセプトを掲げ、その象徴として「シトラスリポン運動」を提唱することになりました。
リボンは、柑橘王国・愛媛にちなんだシトラスカラー・黄緑色で、地域と家庭、職場または学校の3つの場所を輪で結ぶもので、軒先や店先にリボンを付けてもらう活動普及させたいとしています。
長野県内でも感染者・医療従事者をはじめこの状況下で、社会を支えるために尽力されている方々に対する偏見、差別、非義中傷が散見される現実は、とても悲しく残念に思います。私たちもシトラスリポン運動に共感し「感染しても安心して治療を受けられ、治した後は、地域の中でそれまでと同様の日常生活が送れて社会復帰ができる、そんな地域であって欲しい」との願いを込め運動をおこしました。 ご理解・ご協力をお願い致します。

連合長野上小地域協議会
NPO法人健康サポートまごの手