松本広域地協

第85回松本地区メーデー開催しました

2014-05-07

5月1日(木)、第85回松本地区メーデーを松本市「あがたの森」で開催しました。
すがすがしい五月晴れの下、行政関係、政党議員関係、関係団体関係から多数の御来賓をお迎えし、2,570名が参加して盛大に行われました。

大久保実行委員長(連合松本議長)の挨拶のあと、菅谷松本市長ほか御来賓代表のご挨拶をいただきました。プラカード&デコレーションコンテストの審査結果の発表と表彰を行ったのち、「メーデースローガン」「メーデー宣言」「メーデー特別決議」を採択し、全員でガンバロー三唱を行い、セレモニーを終了しました。その後、あがたの森から松本駅前通りを花時計公園までデモ行進しました。



大久保実行委員長あいさつ<要約>
東日本大震災、長野県北部地震、更にはその後の福島第一原発の事故により、甚大な災害が発生し3年以上が経過した。今もなお多くの被災者が不自由な生活を強いられている。引き続きの支援体制を我々は現地に寄り添って実践していく。

2014春闘は月例にこだわった闘いを進め、これまでの経過は前年を上回る回答を引き出している。いまだ4割を超える組合は交渉中であり全員の共闘体制を維持継続して行く。また、県内で4割を占めるパート・派遣・契約社員等の非正規労働者の賃金の引き上げが今春闘の成否の鍵。「すべての働くものの賃金を上げる」を最後まで貫いて行く。

私達働く者にとって働き方を変えてしまう働者保護ルールの後退につながる政府の動きが顕在化している。働く者を踏み台にし、格差社会を助長させる労働者保護ルールの改悪を阻止しなければならない。我々は現状法制の改悪について断固反対の意思と行動を示していく。

国政においては、1強多弱で国民不在の自民党がやりたい放題で押し切っている。消費税増税は、社会保障と税の一体改革が前提であり、更に国会議員の定数削減など歳出削減が前提であったが、将来の社会保障制度に関する協議も行われていない。国民不在の政治が進んでいる、と言わざるを得ない。我々が声を上げ正して行かなくてはならない。

来年は統一地方選挙の年を迎える。我々は多くの推薦議員との協力共働体制の下、具体的実績を積み上げてきた。これから更に関係を深めながら来年の統一地方選挙を迎える事が必要だ。労働者の生活を守る為、来たる選挙で推薦する我々の代表の必勝に向けて全員で頑張って行こう。

メーデー実行委員会構成団体は、幅広い市民運動とも連携し、『平和・人権・労働・環境・共生・連帯』を踏まえ、全ての働く者・その家族との連帯を強め運動を展開進める。大切なのは『これからどのような社会を私たちがつくりあげるか、後世に胸をはって引き継ぐ事ができるか』真摯に向き合う事だ。松本地区メーデーを起点に、みんなの力で、笑顔で安心して暮らせる日本を築きあげる事と、世界の恒久平和の実現、そして被災地の一日も早い復興・再生に向け、働く者の総力を結集し、支援していく事を共に確認したい。ともに頑張ろう!