佐久地協

SAYAMA~見えない手錠をはずすまで~」上映会

2014-10-16

 1963年5月1日メーデーに発生した狭山事件。無実を訴え再審を求める石川さん夫妻の闘いは、50年が経過した今でも続いています。その石川夫妻の闘いの日々を撮影したドキュメンタリー映画「SAYAMA~見えない手錠をはずすまで~」の上映会が全国各地で開催され、既に4万人近い観客動員数を記録していますが、このたび佐久地域でも開催されることとなり、10月2日(木)佐久勤労者福祉センター、9日(木)佐久市駒の里ふれあいセンターの2会場で、佐久地協幹事会メンバーと単組の皆さんが鑑賞しました。
映画は淡々と夫婦の日常生活を映しているのですが、何気ない夫婦の会話でも、その一言一言が重く、50年間も殺人者のレッテルを貼られながら、信念を貫き強く明るく生きる石川さんの強さや、雨の日も風の日も共に闘う早智子さんの深い愛情に心打たれました。また、石川夫婦だけでなく親族の苦しみも含め、これまでの計り知れない御苦労を思うと大変痛ましく、私達が全力で支援活動に取り組む必要性と、支援の輪を広げるために狭山事件への理解を深める運動を強化しなければならないと強く感じました。
佐久地協では、これからも狭山事件の公正な裁判・再審開始を求め、あらゆる差別や冤罪、人権侵害をなくす運動に全力で取り組んで参りますので、各単組の御理解・御協力を宜しくお願いします。