上伊那地協

「伊那市長と語りた伊那」懇談会の開催

2015-02-04

上伊那地協は2月2日(月)18時30分より伊那市役所会議室に於いて「白鳥伊那市長と語りた伊那」と題した車座懇談会を開催した。
まず白鳥市長から、伊那市政の現状と今後の展望についてお聞きした。
「伊那市の人口は7万人を若干割り、人口減少はこれからも続くだろう。人口は多い方が良いが、一定の支える世代をどう増やすかバランスを考えていくのが大事。上伊那の中で人を移動させても意味は無い。私は伊那市だけでなく、上伊那全体・伊那谷全体を両輪とし発展していく事を考える。リニア開業までの12年間を大きな区切りとして将来像を描き取り組んでいるが、伊那谷は素晴らしい宝が眠っている所だ。三遠南信道など道路の整備をすることでもっとその可能性を発揮できる。“伊那に生きる、ここで暮らし続ける”ために、産業振興・働く場の確保・医療の確立・高齢化への対応などしっかりやっていく。」と具体的な例など挙げて語られた。
この後、上伊那地協が提出した要望書の中から、①子育て支援②公共交通施策③勤労者支援の3テーマについて活発な意見交換が行われ、現在上伊那地協が所在する建物を取り壊し“防災拠点”を整備するという問題については、市側からも「転出先については知恵を絞って、できる限りの支援をしたい」との発言をいただいた。