高水地協

学習交流会(春闘開始宣言集会)の開催

2015-02-20

第2回ユニオンスクール終了後に、同会場において「2015学習交流会(春闘開始宣言集会)」を開催しました。
開会挨拶に立った小林議長は、「2015春季生活闘争がいよいよ始まる。それぞれの単組は、産別方針を基本に要求案づくりや闘争日程に沿った取り組みとなるが、シッカリと労使交渉をやり尽くしていただきたい。いま政府は、株価の上昇などを引き合いに出し、アベノミクスの効果を強調しているが、円安や株高などで潤っているのは一部の企業や裕福層に限られており、その恩恵は多くの働く者・国民には波及しておらず、国民の生活は改善されないまま雇用の不安と低所得に苦しむ働く人々が増加している。このような中で迎える2015春季生活闘争は賃上げ、時短、政策・制度要求の実現の取り組みを通じ、デフレからの脱却と新しいサイクルでの経済の好循環実現を図る戦いである。デフレに終止符を打ち、日本経済を持続可能な成長軌道に乗せることができるのか、あるいは賃金水準が停滞し物価だけが上昇する悪いインフレに陥るのか、本闘争は日本の将来を左右する分水嶺といっても過言ではない。そのためにも、私たちがシッカリと団結し組合員から“良くやってくれた”と評価される闘争をめざして頑張っていこう」と述べました。
この後、参加した単組代表者から現下の企業(団体)情勢や闘争を取り巻く環境について報告してもらい、相互交流と意見交換を行いました。最後に、小林議長の発声により「春季闘争の勝利に向けて団結がんばろう」を三唱し交流会を閉会しました。
日 時:2015年2月14日(土)午後4時より
会 場:魚河岸(中野市内)
参加者:58名(25単組・地協職員)