高水地協

高水地協メーデー(北信地区・須高地区)

2015-05-13

高水地協での地区メーデーは、北信と須高の組織統合以前からの開催形体を継承し、それぞれ地連の2会場において第86回地区メーデーを実施しています。
先ず、北信地区メーデーは「労働者の祭典」と位置づけてきた中で、長年にわたりすべての地域労働団体を対象とした実行委員会形式の地域労働者による統一(合同)メーデーとして開催してきましたが、全労連との運動の違いや参加団体・組合員からの意見・要望を検討した結果、あらためて運動の原点回帰の重要性に立ち返り、連合運動に賛同する団体参加による実行委員会形式の「連合系メーデー」として再スタートしました。また、メーデー会場については、中野市と飯山市において交互に開催しており、今年は飯山市の城址公園をメイン会場として、5月1日に“働く者の連帯で、「ゆとり・豊かさ・公正な社会」を実現し、自由で平和な世界をつくろう”のメインスローガンの下、約700名の参加者によって開催しました。午前9時にメーデー集会を開会し、本間直幸実行委員長(地協議長代行・北信地連会長)の挨拶、ご来賓挨拶・メッセージ披露、スローガンの確認、メーデー宣言を採択してデモ行進に移りました。市中行進は “寺町いいやま”を象徴する仏壇・雁木通りや旧JR飯山駅、中心市街地の南町・かえで通りなどの概ね1時間のコースで、メーデー歌やシュプレヒコールなどのPA(市民アピール)を行いました。そして、沿道には大勢の保育園児が手を振って行進隊を見送ってくれました。第2部は、地域の愛好家グループ「楽農座」による和太鼓演奏、単組対抗ジャンケン大会とお楽しみ抽選会、プラカード・デコ車・行進コンクール審査と表彰で1時間20分程度のアトラクションを実施し、最後に本間実行委員長の発声で団結ガンバロウを三唱して、無事に終了することができました。
一方の須高地区メーデーは、「組織の垣根を越え、すべての労働者が結集し世の中の不条理・理不尽に立ち向かおう」との頑強な意志の下、全労連傘下の団体・単組も参加した行事として12回目の第86回メーデー須高地区大会を5月1日に開催し、「働く者の団結で、生活と権利、平和と民主主義を守ろう!」のメインスローガンに26団体・単組の900名が参加しました。スケジュールは例年通り、午前8時30分に二つの集合地点からデモ行進の梯団が出発し、1時間ほどで会場の須坂市文化会館(メセナホール)に到着しました。会場では、参加単組から選抜・編成された15名ほどのコーラス隊が登壇し、エレクトーンの演奏に合わせてメーデー歌を合唱、午前10時から小林君男実行委員長(地協議長・須高地連会長)挨拶でメーデー集会が始まり、参加労組・団体の1分間アピール(日常活動の発表等)、メーデー宣言の採択に続き、最後に小林実行委員長の発声で団結ガンバロウを三唱して集会を閉じ、その後プラカード表彰とお楽しみ抽選会を行い、成功裏に須高地区メーデーを終了しました。