松本広域地協

STOP THE格差社会! 連合全国統一集会 松本集会を開催

2015-05-28

5月27日(水)に連合「STOP THE 格差社会! 暮らしの底上げ実現キャンペーン第3弾」全国統一集会 松本広集会を松本市勤労会館にて行いました。松本集会は佐藤連合松本議長、小林連合長野副会長の「このままでは労働法制が改悪されてしまう」「私たちの年金積立金が危うい状況にある」「みんなが一緒になってこの危機を乗り越えなくてはならない」とのあいさつでスタート。続いて、東京で行われた中央集会をインターネット中継で視聴。全国260地協の仲間とともに同時刻同内容で、同じ思いを共有しました。
次に、民主党第2区総支部代表・元衆議院議員下条みつ氏から、注目の労働者派遣法について現行法の法改正までの法改正に至った経緯をリーマンショック後の「年越し派遣村」の話しを交えて救済法の必要性を感じ民主党政権時に行った法改正に至った経緯や、無期労働契約への転換等「労働契約法」現行法の改正経緯&内容について語られました。また、政権交代後、現政権になるやいなや、改正した労働法案を根こそぎ見直し、労働者保護ルールを既得権の温床のように喧伝し、現政権は数の力で改悪を推し進めようとしていると話されました。年金積立金に関して、政府は勝手にリスク性の高い運用を始め危険であることを説明されました。続いて長野県議会議員下沢順一郎氏は、昨年連合が長野県議会に対して行った「労働者保護ルール改悪反対を求める意見書の採択を求める請願」に関して県議会の議論の流れや、この採択に抵抗する勢力の状況や経緯を話され、実際の採択内容と当初の請願内容との乖離についてお話しをされました。以上、民主党関係者・推薦議員を講師にした勉強会を松本オリジナルのプログラムとして行いました。
その後、全国統一集会松本集会のアピールを採択し、結びに佐藤連合松本広域議長の音頭によるガンバロー三唱を全員で声高らかに行い、集会を閉じました。