佐久地協

2015平和の集い映画鑑賞会「日本のいちばん長い日」

2015-08-21

8月17日(月)佐久アムシネマにおいて2015平和の集い映画鑑賞会を開催し、組合員とご家族63名が「日本のいちばん長い日」を鑑賞しました。
映画では太平洋戦争末期、戦況が絶望的となった1945年4月の鈴木内閣発足から、天皇の玉音放送が流された8月15日の正午までに起こった「戦争を終結させるための闘い」が描かれております。特に、終戦前日の御前会議において国民を思い、日本の平和を願って聖断を下した天皇の言葉や、降伏に反対し本土決戦を主張してクーデターを企てた若手将校たちの闘い、陸軍の暴走を止めるべく阿南大臣が自決したシーンなどが印象的でした。
これまでの平和行動では、国民サイドから見た戦争の悲惨さを中心に学習してきましたが、今回の映画鑑賞会では為政者サイドの苦悩や葛藤、命を懸けた闘いを知り、この戦争終結の決断が今の平和に繋がっているという事、また、為政者に対して、国民に二度と戦争をさせることのないよう選挙等を通じ、我々一人ひとりがしっかりと行動をしていくことの大切さを再認識しました。
 上映前に行った開会式では、議長挨拶に続き、戦後70年の節目を迎え「戦争の悲惨さと平和の尊さを次世代にしっかりと継承していく責務があること」「二度と戦争を起こしてはならないこと」「世界の働く者の連帯、地球規模での絆づくりを誓い、恒久平和の実現に向けて全力で取り組むこと」などを盛り込んだ「平和に向けた宣言(案)」を採択すると共に、リーフレット「7つの絆」を配布して、連合が取り組む平和運動・人権運動などへの理解と協力を求めました。