松本広域地協

9/18安保法制の山場 幹事会で下条みつ氏からお話しをうかがいました

2015-09-18

安保法制案に関する国会の山場の9月22日、連合松本第10回幹事会の席に民主党長野県第2区総支部の下条みつ氏にお越しいただき、緊迫する国会の情勢等についてお話しをうかがいました。その後幹事会メンバーによる質疑応答を行いました。

下条みつ氏のお話し<概略>
皆様お疲れ様でございます。先ずは、先日行いました松本駅前での民主党県連、民主党長野県第2区総支部、民主党本部含めて連合さんと合同の駅前行動に多くの皆さんにご協力参加いただきまして、ありがとうございました、心から感謝申し上げます。
今、衆議院に於いて内閣不信任案の審議がまさに行われている最中です。私どもの枝野幹事長が1時間半を超える演説をし終り、次の方が演説を今まさに行っております。客観的に見れば、やってもやらなくても結果は同じとの見方も出来るのですが、どれだけの皆さんが納得せず反対し、どれだけの方が怒りを持っているのかを、我々が抵抗して伝えるのかが私たちのすべき事だと思っています。昨日の強行採決のやり方を見るに、自民党らしい強引な手法であったと思います。マスコミの報道の通り、今日の問責決議案、内閣不信任案等を圧倒的な数で否決し、参議院に戻し明日の未明には残念ですが数の力による結論が出る事となるとは思います。
法案というのは、白紙に戻し作り変える事ができます。政権が変わり見直しができれば新たな改正ができます。あるべき姿に変更ができるということです。私たちが信任を得て、郵政関連や派遣法など働く皆さん、国民の皆さんが望む方向へ法律を改正しましたが、自公政権になってアメリカや様々な利権を持つ所からの圧力により、これらの法律を政権の思う方向に改正し、大企業や株主や投資家に有利な様に改正してしまいました。
これからも良い方向に変える事は可能です。しかし、最後は国会議員の数です。来年は国政選挙があります。来年夏の参議院選挙では、皆さんのお仲間が多く立候補を予定されていると聞いております。何としてもこの国政選挙の場で仲間を国会に多く送り込むことが必要です。皆さんの声をまとめていただき何としても進めて行かなくてはなりません。私も出来る限りのことを精一杯行ってまいります。みなさんの力があっての国政ですし、家族を守る政治だと思っています。つたない私の話しでしたが、いま仲間が国会において数が少ない中で頑張っている事をご報告させていただきます。安保法制に関しては明日には一旦結論が出ると思いますが、明日以降についても声を上げ続けなくてはいけないと思います。一度決まってしまえばしょうがないと思う方が多いかと思いますが、先ほど申し上げた通り、今後いくらでも変える事ができます。派遣法についても同様です。
誰のために仕事をするのか、アメリカや株主や企業のためだけに政治はあってはならないとの信念を曲げずに今後も取り組んで参ります。日頃からのご支援に感謝申し上げ、筋を通してまいりたいと思います。
ぜひ一緒に頑張りたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします。ありがとうございます。