松本広域地協
1/12「松本地区労福協:新春交歓会」を行いました
2016-01-13
1月12日(火)松本市商工会館に於いて「2016年 松本地区労福協新春交歓会」が開催されました。松本市行政から坪田副市長を始め、多くの来賓と労働団体役員約130名が出席し盛大に行われました。
佐藤会長(連合松本議長)は、先ず「昨年は、日本の民主主義の成熟度が試された1年だった。象徴的なのが、安全保障関連法案をめぐる論議。国民の多くが「議論は尽くされていない」と感じていが、安倍政権は、選挙で国民の信任を得ているとして、採決を強行した。あるべきは、国の未来に多様な選択肢が提示され、公平・公正な意見集約が行われる社会。結果として政策決定に、幅広いコンセンサスが存在する社会。それが民主主義の機能する社会ではないか。」続いて「今年は、日本で初めて労働者を保護する「工場法」の施行からちょうど百年となるが、安倍政権は「労働者保護ルール改悪」を進めようとしている。自由と平等は、一定のルールの中で実現するものであり、百年をかけて醸成してきたルールの改悪は、その狭間の部分に於いて、強者の無法地帯を作ることとなってしまう。一強状態を打ち破り、「政権交代可能な緊張感のある政治」を実現するため、来たる参議院選挙が、極めて重要なポイントとなる。社会の課題を他人事ではなく自らの問題として共有共感しあえる地道な運動の積み重ねと、これによる世論喚起の取り組みが、欠かせない。労福協の進める『生活あんしんネットワーク事業』を推進し、安心して暮らせる地域社会の実現を一歩ずつ進めて行くことが期待されている。松本地区労福協は、松本広域圏の発展と、福祉向上のため、これまで同様これからも、圏域行政とのパイプを一層太くし、安心して暮らせる地域社会の構築の一翼を担ってまいりたい。みなさんの、更なるご協力とご奮闘を、心からお願いしたい。」と呼びかけました。
懇親会では、松本市の発展のみならず、松本広域圏全体に関する諸対応について話題が広がり、松本地区労福協の役割と課題を共有することができた会となりました。
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