上伊那地協

2016春闘「闘争開始宣言集会」

2016-02-16

2016春闘上伊那地区連絡会は2月12日(金)18時30分より「闘争開始宣言集会・研修会」をウエストスポーツパーク管理センターで開き、未加盟労組を含む28単組75名が参加した。
日比野議長はあいさつで「共感から実感へ、賃金を上げていくため継続して活動を。春闘から5月のメーデー、そして7月の参院選へとつなげていこう!」と会場に呼びかけた。
中嶋事務局長の情勢報告の後、連合長野 根橋事務局長から「すべての働く者の希望と安心は『底上げ』『持続性』から!私たちの役割と責任を果たす闘争へ!」と題して今春闘のポイントを解説頂いた。
キーワードとなるのは「持続性」「月例賃金」「広がり」「底上げ」の4点。20年近く続いたデフレからの脱却は1年2年で実現するものではない。賃上げは中長期的に続いていくという確信が持てるかどうかが重要となる。連合長野では経協への申入れなど具体的な取り組みをスタートしているが、経営者側は月例賃金の引き上げには後ろ向きで、あくまでも一時金などを含めた年収ベースの賃金引上げにこだわる。だが、厚生労働省の調査に裏付けされるように、一時金は消費の活性化効果は高くなく、消費を喚起するためには企業収益が賃金に確実に分配されることが必要となる。
今や非正規労働者は全体の4割を占める。また、規模間格差の問題もある。すべての働く者の希望と安心につながるように、社会的責任も念頭に置き、「2016春闘」団結してガンバロウ!