上伊那地協

2016春闘「総決起集会」の開催

2016-03-07

春闘上伊那地区連絡会は3月4日(金)18時30分より、JA上伊那本所において「2016春季生活闘争総決起集会」を開催し、31単組354名が集結した。
来賓の連合長野中山会長はあいさつで、「今は働く人の4割が非正規で特に若い人が多い。安倍首相は「同一労働同一賃金」と言うが、それは選挙を意識しての発言で、非正規で働く4割の人の票が目当てだ。」とした。また、県労福協の立場でフードバンク信州に参加していることから、「日本は6人に一人の子供が貧困で、30人学級ならクラスに5人ご飯を満足に食べられない状況である。」と話され、日本の政治を変えるため、今春闘では賃上げとともに参議院議員選挙の取り組みを推し進めることを参加者に訴えた。
集会では各産別が、春闘を闘い抜く「決意」を表明した。その中で自動車総連の発表者は、非正規で働く仲間に関して、職場全体のチームワークで生み出した成果は職場全員で共有することが基本との考え方の下、成果の適正配分を主張し、また、JAMの発表者は、2016年の干支 丙申(ひのえさる)を調べたところ「これまでの頑張りが形になっていく年」であるとして、「暖かい春を迎えられるよう、ともに頑張りましょう!」と会場に呼びかけた。