木曽地協

2015春季生活闘争木曽地区総決起集会の開催

2015-03-23

3月12日木曽町の木曽福島会館大ホールに約140名の組合員が参集し、2015春季生活闘争木曽地区総決起集会を開催しました。
主催者を代表して春闘連絡会小栗議長(連合木曽地協議長)の挨拶では、今回の2015春闘は、「賃上げ」「時短」「政策制度実現」「経営対策活動」の4本柱に全力を挙げて取り組んでいます。私たちが、心も体も充実して安心して働けるワークライフバランス社会の実現、年間総労働時間1800時間への取り組みを加速させるため「時短」を求めます。また、非正規労働者の増大は、いまや労働者の4割に迫る勢いです。働く者の格差を無くすためにも、非正規労働者の処遇改善を目指し、さらに、木曽・日本の好循環を作り出さなければなりません。
木曽地区で活動する森林労連、電力総連、JR連合、JP労組、自治労、基幹労連の代表者6名による春闘の取り組み状況や職場における問題提起などを含めた決意表明をおこないました。
連合長野中山会長の情勢報告では、「実質賃金低下にストップを!!」、「視界不良!勤労者の暮らしと景気」、「急務の労働条件底上げ」、「働き方を見直そう」、「企業から家計に配分を」、配付資料のグラフに基づいた解説がありました。
私たちの生活の現状は、賃金の上昇感より節約モードであって、「がまん」で無く賃金を上げて個人消費を増やすことを、強く求めることがわれわれの責務であり、若年層の非正規社員、失業者が多くなれば、少子化もさらに進み、日本の将来が大変な事になってしまう。地方選挙も間近であり、投票率が年々低下する中で、政治に関心を持ちましょう。
「すべての組合が月例賃金の引き上げにこだわる」、「すべての働く者の『底上げ・底支え』『格差是正』にこだわる」、「長時間労働の縮減にこだわる」、「地域経済の好循環の実現にこだわる」決意、そして春季生活闘争のヤマ場に向けた揺るぎない決意と態勢固めの確認。また、「労働者保護ルール改悪」の政策は、わが国の成長にむしろ水を差す愚策であり、断固対峙していかねばならないこと。正規・非正規、組織・未組織、企業規模にかかわらず、すべての働く者の「底上げ・底支え」「格差是正」を実現し、社会的賃金決定メカニズムとしての春季生活闘争を力強い推進を目指した本集会アピールを宣言しました。
春闘連絡会森山副議長の号令による参加者全員の「団結ガンバロー」で、2015春季生活闘争をともに闘うことを誓いました。