飯田地協

4分科会で意見交換「飯田市市政懇談会」

2020-08-26

連合飯田地協は8月26日(水)、南信州飯田産業センター「エス・バード」で市政懇談会を開催した。飯田地協の組合員ら12単組54名と推薦議員4名が参加し、飯田市からは牧野市長をはじめ、理事者9名が出席し意見交換を行った。
 はじめに牧野市長より市政経営の方向について説明を受けた後、分科会形式での意見交換を行った。市政報告の中で牧野市長は、新型コロナウイルス対策に触れ、「これまで市として、新型コロナの検査体制強化に努めてきた。民間の検査機関と連携し多くの方が検査を受けられる体制をつくっていく」と述べた。
 分科会は「産業」「教育」「医療・福祉」「リニア・建設」の4つをテーマに行い、参加者と市の理事者との自由な意見交換が行われた。また、牧野市長も各分科会に参加し、参加者からの質問に答えた。
教育の分科会では、ICT教育に関し、「導入は良いが、昔の教育方法が失われていくことに対し、ICT教育の比率をどのくらいに考えているのか」の参加者からの問いに対して代田教育長は、「3割くらいに留めたいが、未だに昔の教育方法とあまり変わっていないのが現状。コロナ禍の状況により少しずつ進み始めてはいる」との回答がされた。
 総括として竹村議長は、「働く者の立場から、市政に対して意識を持ってもらうことは非常に重要なこと。特に我々中間世代がアイデアを出し、新しい飯田を創っていくことが必要」と締めくくった。