飯田地協

2年ぶりの開催「第92回飯伊地区メーデー」

2021-05-01

連合飯田地協他4団体から組織された飯伊地区メーデー実行委員会は、5月1日に「第92回飯伊地区メーデー」をエス・バード(飯田産業センター)で開催した。新型コロナウイルス感染防止のため、人数を制限し180名規模に縮小しての開催となった。
オープニングでは、飯伊地区メーデーの歴史が音楽とともに映像として映し出され、懐かしむ声も上がった。竹村実行委員長(飯田地協議長)は冒頭の挨拶で、先般の参議院議員長野選挙区補欠選挙と飯田市議会議員選挙での支援に対して感謝を述べ、2021春季生活闘争について、コロナ禍での労働者の現状について触れた上で、「このような状況だからこそ、今春闘ではより中身の濃い労使協議を行っていく必要性を訴えてきた。経営状況の開示は勿論だが、コロナ禍において組合員が感じている細かな部分も会社側と共有し、これを機にしっかりとした労使慣行を築いて頂きたい」と訴えた。また、「社会運動として、労働者・生活者の共感をよぶ行動を展開する事が、このメーデーの一番の目的。それこそが“暮らしのソコアゲ運動”である。私達がめざす“働くことを軸とする安心社会”の実現に向け、労働福祉団体が社会的な責任を果たし、社会的な影響力を与えられるよう、共に頑張りましょう」と述べた。式典には来賓として佐藤飯田市長をはじめ、先般の飯田市議会議員選挙で当選を果たした3名らも駆け付け、支援に対するお礼などを述べた。
式典終了後には、アトラクションとしてお楽しみ抽選会を実施し、構成組織などから提供いただいた景品が手渡された。また、会場では飯田地区労福協によるフード・ドライブを実施し、缶詰やカップ麺などを提供いただいた。
集会の最後は、飯田市内の3ヶ所で、メーデーアピールの横断幕を掲げ該当アピールを行った。