飯田地協

当初予算案に示した新たな政策に意欲 「飯田市政への提言・要求に関する懇談会」

2021-02-24

連合飯田地協は、各構成組織から寄せられた意見を基に集約し、2021年1月26日に飯田市へ政策提言・要求書を提出した。その後、2月24日に飯田市役所会議室で回答書を受理し、佐藤市長をはじめ理事者12名、飯田地協四役による懇談会を開催した。
懇談では、佐藤市長による令和3年度の当初予算案の概要説明があり、その後、提言・要求に対する回答に対して、竹村議長を中心に更に深堀りした内容で質問した。
佐藤新市長に交代されたこともあり、昨年までは「いいだ未来デザイン2028」の基本目標に沿った形で構成していた提言内容から、「令和3年度予算編成の基本方針」に沿った提言・要求とした。コロナ対策を柱に、子育て・教育、若者のUターン、医療・福祉・介護などの分野別重点項目の他、「環境文化都市」を念頭に置いた政策に対しての提言・要求を行った。
佐藤市長は当初予算案に対し、「不妊治療への受精拡大や“孤”育ての解消など、選挙時の公約も盛り込んだ内容とした」と述べ、新たな政策に意欲を見せた。
引き続き新型コロナウイルス感染症拡大の影響が続く中での市政運営になるが、市政の考え方や方向性を共有する有意義な懇談会となった。