飯田地協

こんなにもなるの!? 所得税 「税制学習会」

2014-01-21

連合飯田地協は、1月21日(火)に毎年恒例の「税制学習会」を開き、組合員70名余が参加した。講師は、連合飯田地協の組合員でもある飯田市の職員が務めた。
冒頭、主催の中島議長は、「どの様な形でどの位納税している知らないことが多い。また、ある時期の給与で計算され、会社が処置してくれるので、納税漏れ・収め過ぎもある。適正に納税し、収めすぎの場合は的確に還付を受け、可処分所得の向上をして欲しい」と学習会の目的を説明した。
講師からは、給与にかかる所得税(国税)と個人住民税(市町村税)の課税方法や税額の説明が行われ、所得にかかる二つの税金の違いと退職する場合の備えについて学んだ他、年少扶養や復興特別税などの近年の税制改正を聞いた。また、一定額以上の医療費を払っている場合の控除や、ローンを組んで家を新築・増改築した場合の控除など、確定申告による節税について学び、参加者各自の源泉徴収票を基に、「あなたの税金計算シート」(連合作成)で、自分の所得税の計算を行った。
参加者からは「こんなに取られてるんだ。知らなかったけど、確定申告できそうだ」などの声が聞かれた。五十川副議長は、「サラリーマンは納税の認識が低い、聞いたことを職場や家で話して欲しい」として、学習会を締めくくった