飯田地協

気象現象について親子で学ぶ「環境学習会」

2014-07-26

連合飯田地協は7月26日(土)に気象に関する学習会を旧飯田測候所で開催し、連日の猛暑日の中、組合員の親子など34名が参加した。
旧飯田測候所は、国の測候所として大正11年に竣工され、飯田地域の気象観測の拠点として80年にわたり活躍してきた建物であり、長野県に残る唯一の大正期の測候所である。
はじめに、管理者であるおひさま進歩エネルギー(株)の小室勇樹さんから旧測候所内の施設、資料、当時使われていた観測機器を見ながら、当時の降水や降雪、地震の計測方法などの説明を聞いた。
続いて、気象アドバイザーの土井雅彦さんを講師に招き、今日の異常とも言われる気象現象を例に、気象観測方法や雲の正体、雨が降る仕組み、竜巻が発生する原理などを、実験を交えながら学んだ。
学習会の後には、参加者各々がソーラーオルゴールキットを組立、太陽の光でスピーカーから音楽が奏でられると、子どもたちは喜び、土産にした。