飯田地協

飯田地域を協働でつくる「飯田市政懇談会」

2014-08-18

 連合飯田地協は8月18日夜に、6回目となる飯田市との市政懇談会を開催した。飯田市は地区毎に市政懇談会を行っているが、仕事の都合などで現役世代の参加が少なく、参加しても地域色が強いために全域の意見交換がしにくい雰囲気がある。連合は組合員が地域行政に係わる機会を設け、地域づくりの意識を醸成する機会を目指してきた。
南信地域は飯田市が中心となる定住自立圏が構成されており、周辺町村居住の組合員も散見される、100名余が参加した。飯田市は牧野光朗市長と幹部7名が出席し、連合飯田地協の推薦市議も駆け付けた。
 前半は市長から、人口減少時代における地方都市の再構築、地域医療・介護支援体制、産業支援と人材育成、新たな交通網を見据えた都市構造の検討など、近年の市政の主な取り組みについて説明された。後半は、参加者の質問や意見に市側が答える形で、空き家対策や高校生までの医療費無償化に関する市の取り組み、介護離職防止や労働教育の要望など、1時間で13件のディスカッションがされた。
 市長からは「連合飯田の皆と思いを共有していける。行政と市民が協働の地域をつくって欲しい」と締めくくられた。