飯田地協
飯田市の舵取りを決定する重要な選挙「飯田市長選挙立候補予定者との懇談会」
2020-08-19
連合飯田地協は8月19日(水)に、飯田市長選挙立候補予定者との懇談会を飯田人形劇場で開き、構成組織の役員や組合員65名が参加した。
地協では例年、青年層に対する労働組合・連合への理解と、地域での組織間交流を目的として青年層交流会を開催してきたが、今年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として交流会を中止とした。一方、10月に飯田市長選挙が予定されているが、若年層の投票率の低下が目立っており、連合の政策・制度実現の取り組みへの関心を高め、投票率向上の機会とするため、今回は青年層を中心とした懇談会を開催した。
開会にあたり竹村議長は、「牧野氏・佐藤氏両者から推薦依頼を受けている。幹事会でも議論してきているが、本日の懇談会での意見交換を鑑み判断したい。今後の飯田市の舵取りを決定する重要な選挙であり、遠慮のない意見を両者にぶつけていただきたい」と述べた。
懇談会は二部構成で行われ、一部では新人の佐藤氏、二部では現職の牧野氏との意見交換を行った。佐藤氏は「市政に対する停滞感、閉塞感を打破したい。市長としては新人だが素人ではない。市民との対話をし、市民に共感してもらえる市政にしたい」とアピールした。牧野氏は「新型コロナやリニア、経済など大きな課題が山積している。市政をリセットするわけにはいかない。これまでの実績・経験をもってリニア・三遠南信自動車道時代の飯田を創っていく」と述べた。
参加者からは、市長として目指す姿、リニア開業に向け飯田市が目指すべき将来のビジョンが質問として出された。司会の池野副議長は「この懇談会が、政治・政策制度への関心を高める機会、ひいては投票率の向上へつながればと考えている。連合飯田地協としては、2名の立候補予定者より推薦依頼を受けており、今回の懇談会を加味し、連合飯田地協としての態度を決定していくことになる。連合飯田地協としての方針へのご理解・ご協力のほど、よろしくお願いしたい」と締めくくった。
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